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ぐいっと両肩を引っ張って太ももの上にヨシの頭を置く。しかし、ヨシは嬉しそうではない。
「や、いいって。しなくていいよ、自分でするから」
「遠慮しなくていいってば~。耳かき、気持ちいいじゃん?」
「いやいや、いいから。ほんと、いいから」
「怖いの?」
「……うう」
「ヨシ君って本当に可愛いね。大丈夫、そんなに深いところにあるわけじゃないから。すぐ取ってあげるよ」
「マナ」
「ほら、顔を横に向けて」
マナは無理矢理ヨシの顔を動かし、「やめて」と言われる前に耳かき棒をヨシの耳穴に入れた。
ゆっくりと目標物に向けて耳かきの先端を近づけていく。
ときおり、壁をコソコソと掻きながら、優しく侵入させていく。
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