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結局、僕がまずやることになったのは資料の整理。
ということで、資料室で埃をかぶっているような資料の山から、言われたものを探しているところだ。
岡野「わー、ここ、いつ掃除したんだろ?とりあえず、これとこれと」
目的のものはすぐに見つかったので、第一の用事は終わった。
岡野「案外、早く見つかったな。よし!少し、掃除していった方がいいよね」
時間にはまだ余裕があったので、僕は早速雑巾を持ってくる。
きゅっと雑巾が小気味のいい音を立てた。
岡野「これでいいかな?あ、もうこんな時間だ。そろそろ戻らないと」
時計を見てそう思ったとき、葛原さんが資料室に入ってきた。
葛原「おい、いつまでかかってるんだ」
岡野「すみません」
葛原「ん?掃除してたのか?」
岡野「今、すぐ行きます」
慌てて、まとめていた資料を取ろうと立ち上がった時、どんっと棚にぶつかってしまった。
岡野「わっ!」
その棚の上に積みあげていた書類や書籍などが、僕めがけて落っこちてきて??。
葛原「危ないっ!」
岡野「っ」
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