第1章

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第1章

理不尽で、 納得のいかない事だらけの 地球へようこそ。 『オカルティスト』を。 ご訪問いただき、 ありがとうございます。 オカルティストという言葉で、 訪問されたあなた、 ただ者ではありませんね。 ところで、 あなたの霊能力レベルは どの程度でしょうか? 霊界を自由に出入りするレベル、 近い霊界へ出入りできるレベル、 霊と交信ができるレベル、 第六感が働くレベル、 霊を見かける程度、 予感がする程度、 興味がある程度。 霊能力がある方は、その能力を、 開発したら良いのか、それとも、 封印したら良いのか、 迷いますよね。 私の助言は、霊能者になるなら、 完全開発です。 ただし、完全開発は命懸けです。 中途半端な霊能者には、 ならないでください。 オーラが何色だとか、 前世がなんだったとか、 それだけ知りたいのなら、 普通の人になってください。 霊能者になる気が無いなら、 霊界は覗かない事です。 幽霊を見たり、 声を聴くのもダメです。 一切、自分からは、 関わらない事です。 もちろん、霊能力があるので、 突然メッセージを、 受け取る事がありますよね。 それはしょうがない事です。 それに、そのメッセージには、 人生を左右する内容が、 含まれています。 メッセージを受け取って、 差出人に尋ねれば、具体的に、 今後の事を、 教えてくれることでしょう。 でも、それはやってはなりません。 霊界に関わる事、だからです。 そのメッセージを ずっと思い浮かべていると、 今、何をしなくてはいけないのか、 自然と分かります。 相手に直接会うのではなく、 次の追加のメッセージを 受け取ってください。 では、霊能力の完全開発とは、 どのようなことでしょうか。 それは、命懸けという事です。 私の知っている霊能者は、 亡くなってしまったか、 原因不明の病でベッドの上か、 どちらかです。 命を落としたり、病になったり、 霊能者として、弱かったり、 未熟者ばかりを私が知っていると、 そのように思いますか? そうではありません、 世の中には、 テレビに出演する以上の霊能者は、 たくさんいます。 霊能力が強くなればなるほど、 障害は多くなります。 この世やあの世の者も、 障害はどんどん増えます。
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