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私のお風呂覗いたくせに……
穿は私がお風呂に入ってるのを知っていながら、あの場にやって来たらしいし……。
ほんと、ありえないっつうの!
私は目の前の穿の顔を、真っ直ぐと睨み付ける。
だけど言葉にはせず、目で威圧してみたんだ。
「お~、怖っ!」
穿は昨日の事を悪いと思っているのかいないのか、人を馬鹿にしたようにそう言うとすぐに目を逸らした。
そこで旒柯が、「エロ親父ィ~」と一言呟く。
旒柯の言葉に反応したように、穿が片方の眉毛をピクピクと動かす。
アイドル顔負けのその顔も、今は原形がない。
キレイな顔をしたイケメン二人が、迫力を増したように睨み合いを始める。
何がそんなに気に入らないのか、そこには緊迫した空気が流れ出す……
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