第6話◆恐怖

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それにしても、“着替えたら”って、服はこの一枚しか持ってないっつうの! 榮茄に服を借りたいんだけど、服の趣味が合わなさそうだよね……。 だってドレスを着てるんだよ? おまけに、ど派手な髪型してたし……。 ……っていうか朝食は誰が作ったのかな? もしかして碧沃!? 食料代もかかんないし、碧沃なら趣味が“料理” っていうのも頷ける。 別に毎日ステーキっていうのも悪くない。 でもそんなメニューばっかりだと、カラダには悪そう……しかも太りそうだね……。 ガチャッ! 頭の中を色んな事で埋めながら、私は碧沃に言われた通り、自室を出て一階に向かう事にした。 同じような模様の扉が、ずらーっと並んでいる。
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