感情の果てに

転生者だと！？

俺はその事を聞いて少し驚いた。この事を知ってるのは王族と帝達だけのはずなのに神と名乗った男はこの男はそれを知っていた。

シド『……それで、頼みはなんだ？』

神？『その勇者召喚で巻き込まれた子がいてその……』

シド『どうした』

神『召喚に巻き込まれた子はその世界では死んだ扱いになってるんだよ』

神『それで、その子にこの世界に転生するか聞いてみたら、するって言ったから能力を上げたんだよ』

シド『それだと俺は必要ないようが？』

神『お願い！転生するその子の面倒を見てくれないかな？』

シド『俺にメリットは』

神『報酬は君が一番欲しがってる物でどうかな？』

シド『分かった、引き受けよう』

神『ありがとう』