6.過去(5) 2000年12月31日

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「何すんだよ」 「口は災いの元だぞ。気をつけろ」 「本当のことしか言ってないだろ」 「それが災いの元なんだよ」 と、こそこそもめる声を聞きながら、私たちは正面に向き直った。 「何あれ。感じ悪くない?」 麻美が眉間に皺を寄せる。
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