雨の記憶

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車でツカサの働いている酒造場へツカサを迎えに行く我々であった。 意外にも同窓会の場所が分かり難い所にあって、タッチの差で車に乗ってどこかに行く。 マサキの運転する車は冷たい雨に濡れていた。 マイのスマホがモーテルに入って行くミカの居場所を差している。 マイに無線機を預けて、ツカサとマサキはレシーバーで交信をしながらミカさんのいる部屋を探していく。 やっとの事で部屋を見つけてミカさんをツカサが助け出した。 マイがツカサの上着を羽織らせている。 ミカさんはマイに肩を抱いてもらっている。 冷たい怒りの雨が、ツカサとミカさんを冷却している。
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