確信犯じゃない

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どうして声を聞けただけでこんなに嬉しくなっているのだろう。 もう彼に対する気持ちはない。 今の私が好きなのは、黙ってこの場を見守ってくれている己一だけのはずなのに・・・。 彼と離れたいと思って私は新たな恋人と同じ街で暮らす事を決めた。 だけどこの電話の声1つで、私の気持ちはどんどん揺さぶられている。
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