「なまくびセレナちゃん!」

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白燐会長「頭だけじゃスマホ持つことや、自力で動くことすら難しい……!」 白燐会長「う、動け私ー! どっか動けー!(ググググ)」 白燐会長「(ザワザワザワザワ!)キャアアアア髪の毛すごい動く! 髪の毛すごい動く!」 白燐会長「す、すごい……。髪の毛で移動できるくらい自由自在に動く……。と、取り敢えず、スマホを取ってっと……(シュルシュル)」 白燐会長「電話帳をタップ……(シャワシャワ)」 白燐会長「(シャワシャワシャワシャワシャワシャワ)」 白燐会長「髪の毛じゃ反応してくれない!」 白燐会長「ど、どうやって連絡したら……。ハッ! 閃いた!」 白燐会長「よいしょ、よいしょ……(シュルシュル)」 白燐会長「自分の身体に髪の毛纏わり付かせるのって変な感じですわ……。どうせなら雨宮様に纏わり付きたい……(シュルシュル)」 白燐会長「よし、自分の腕を動かして、タップさせて……。出来た! 電話帳開けられましたわ! さっ、早く雨宮様に電話電話……(トゥルルルトゥルルル)」 『(ピッ)……この電話はカニバカには対応しておりません。五億年時間をおいてからお掛け直しください』 白燐会長「今そんな冗談に付き合ってられる状況じゃないから早く雨宮様に代わって」
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