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『……たかっちゃんに何の用よ。今たかっちゃんは私を抱っこしながらすやすや寝てるんだから電話かけてこないでちょうだい』
白燐会長「羨ましい! 代われ! じゃなくて、今はマジで雨宮くんに緊急の用事があるから代わってくださいまし」
『……チッ。たかっちゃん、起きてー。電話よー』
白燐会長「舌打ち聞こえてますわよ」
『あい、もしもし……』
白燐会長「寝起きで軽く噛んじゃう雨宮くん可愛い。じゃなくて、朝早くから申し訳ありません。ちょっと生首になってしまって身動きが取れないので、なんとかしてくださいまし」
『…………え、マジで?』
白燐会長「マジです。迎えに来てくださいましー。こんなことになって頼れるの雨宮くんしかいないのですー。匿ってー」
『……取り敢えず、放っておくわけにはいかないな……。迎えに行くから待ってろ』
白燐会長「ヒャッホウ! 朝から雨宮くんとご対面! イエェエエエエエエエ!!!」
『(迎えに行って生首じゃなかったら手刀で眠らせてあーちゃん抱っこしながら二度寝しよう)』
『(放置したらいいのに……。私の旦那ってば優しいわねぇ。そこも好きなんだけど)』
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