終戦そして

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「さて、お前達には悪いが何を言おうが俺の意思は変わらないから諦めろ」 俺が美香との契約が終わり再び何かを言おうとした連中に先手を打った 「そんなこと言わずに俺達もお前の部下にすれば良いだろ?」 ブレイブが言ってきた 「お前は俺の話を聞いてたのか?何を言われようが俺の意思は変わらない」 「ならばせめて僕達の頼みを聞いて下さい」 「わかった。それで妥協するから一人ずつ言ってくれ」 アクアが言ったことに皆が賛同したのでそれで妥協した 「じゃあ、僕は禁忌魔法を除いた全ての魔法が乗ってる魔法書を下さい」 「俺は火属性の魔法の知識をくれ」 「俺は定期的にアルコバレーノに来て欲しい」 「俺は土属性の魔法を強化する魔道具をくれ」 「私は私達が寿命を終えて死んだらその時は私達を天使見習いにしてミラや美香ちゃんと同じように勇也と一緒にいられるようにして」 アクア、グレイ、ブレイブ、ロン、アイリの順に言ってきた。アイリのだけは面倒だな 「人は死んだら例外を除き輪廻の輪に入り魂を浄化した後に再び現世に現れるぞ」 「そんなのは勇也は神なんだからどうにかしなさいよ」 俺が言うとアイリが反論してきた 「わかったよ。寿命を終えたらお前達の魂が輪廻の輪に入る前に拾ってやるよ」 こうして俺は全員の願いを叶えた
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