第2話「鏡心明智流」

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「君が新撰組に入りたいって言ってた子なんだネ。」 「…にしても女が何でまた新撰組に…」 「女でも刀扱える奴いんだろ。 ま、珍しいっちゃ珍しいけどな」 「「えっと…」」 戸惑う結衣と辰之助。 無理もない、何せキャラが濃い新撰組の漫才トリオの三馬鹿だ。 「ホラ新八さん、左之さん、平助、彼女と辰君困ってんじゃん」 「すまんな、こやつ等三人はいつも、ああだ。 気にするな。」 「あ、はい…//」 三馬鹿(って言うか二馬鹿)に質問責めに困っていた二人を沖田がストッパーに入っていると、緋色の長髪の美青年・谷は結衣の頭を撫で、そう言う。 (何で頭撫でたんだろう、あの人。) 谷の行動に少し顔を赤らめる結衣。 「天然でソレって谷…(ハァ」 「それより近藤さん、この子どうするのですかー?」 「はっ! そうだったな。」 こんな局長で大丈夫か…(汗) こう辰之助は内心思ったのである。
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