第2話「鏡心明智流」

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「…と言う訳で結衣君、入隊試験に手合わせなのだが…一番手加減が効くのは平助か。 うむ、平助と手合してもらって良いか?」 余り納得した様子では無い辰之助だが、永倉の発言がごもっともだと察したのか、渋々了承した。 そして近藤は結衣に藤堂と手合わせをするように言う。 …が、彼女の発言は彼等の予想を裏切る発言を… 「いえ、沖田さんにお願いできますか?」 松原&武田&谷「「「…ッ!!?」」」 三馬鹿「「「えぇっ(はぁ)!!?」」」 「総司…とか!?」 「面白い子だね(クスクス」 そう、結衣は手加減無しに本気で相手してほしいのか、一番手加減が下手な沖田と手合わせがしたいと申し出る。 沖田以外のメンバーは驚愕していたが、沖田はクスクスと笑っていた。 「オイ結衣、無理言うな。 手加減できる人じゃ無かったらヘタしたら大怪我すんぞ」 「手加減されて自分の実力見られるなら、怪我する方が良いよ。」 「結衣…」 「分かったよ、じゃ、道場に行こうか。」 辰之助は結衣の事考えて説得しようとするが、結衣はちゃんと見てくれる人と手合わせがしたいと辰之助の説得を聞かなかった。 そして沖田は立ち上がり、首の関節を鳴らした。
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