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「あの~、もしかして君が新撰組に入隊したいって新撰組屯所に来てる子ですよね?」
「え・・・・・?」
「貴方は?」
「ああ、私ですか。
私は新撰組一番組組長の沖田総司です。」
「沖田・・・・総司・・・」
「ええ。
あ、貴方は今度から入隊の辰之助サンですよね?」
「まぁ・・。」
「なぜここに居るかって感じですよね?」
「・・一応」
先ほどの美青年は新撰組最強を誇る沖田総司であった。
辰之助も結衣も疑問な表情を浮かべる。
「貴女、名前は?」
「市村…結衣です」
「結衣さんですか。
貴女の入隊を頑なに許可しないのは土方さんですねぇ。
あの人固いから。」
「「はぁ…」」
沖田は少し考え、少年の様な明るい表情をした。
「近藤さんなら聞いてくれるだろうし、早速屯所に行きますよ(ニコニコ」
「本気ですか…!?」
「えぇ、勿論」
「はぁぁ……」
こうして彼・沖田総司に連れられ新撰組屯所へ向かう事になった。
彼等新撰組が悲痛な道に歩むとはまだ知らずに…
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