20歳の美月

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ー身体がだるい 春休みだからって怠けすぎてるのかなー 20歳になる前の短大最後の春休み、 美月はここのところ眠ってばかりいた。 朝簡単に家事をし 共働きの両親と社会人の兄を見送り すぐまた眠りにつく。 昼すぎに目が覚め、簡単に昼食を済ませ 家族が帰ってくるまでまた眠りにつく。 そんな毎日を繰り返していた。
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