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しかし、2年生になってから段々と順位が下がっているようだ。
自分の成績以外あんまり見たことないから気が付かなかった。
「部活とか忙しいのか……」
「部活もやってるんだ」
「うん。確かバスケだったような――気になるの?」
「ふぇ!? な、何が?」
めいは口元を歪ませて答える。
「そりゃあ、坂本に決まってるでしょ」
やっぱりそうなるよね。
わたしはカフェオレ飲んでその場をやり過ごす。
「気になるんだ」
返事はしない。
「もしかして――好きなの?」
「なっ!?」
「当たりか」
図星を指されて顔がまた赤くなった。
これでは誤魔化しきれない。
「なるほど。遂に琴音に春が来たのか」
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