朱音の好きなもの

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「あたし達はいつも通り遊撃部隊としての仕事を全うしてたんだけどある時レジアスから[親友の警視総監からお前達に頼みたい事があるからフランベルジュという世界に向かってくれ]って依頼されてフランベルジュに向かったのよ」(朱音) 新暦73年 第42管理局友好世界フランベルジュ フランベルジュ中央警察庁警視総監室 「いや君たちがレジアス君直属の遊撃部隊だね。私はここの警視総監をしているアリアン・フロマージュだ宜しくね」 でレジアスから地図貰ってその親友が勤めてる警察庁についてレジアスの知り合いって言って通された部屋で待ってたのは赤い髪の無造作ヘアした見た目30歳位の男性だったわ。正直レジアスとの共通点が無さすぎてびっくりしたわね 「初めましてアリアン警視総監セイント・ヴァルキリー隊長東野朱音一等空佐です。そして」 「セイント・ヴァルキリー副隊長の東野麻紗人二等空佐です」 「セイント・ヴァルキリー所属東野シュテル三等空佐」 「同じくセイント・ヴァルキリー所属リインフォース・アイン一等空尉です」 「いやこれはどうも後私の事は呼び捨てで構わないよまぁ立ち話もなんだからそちらの椅子にでも座ってくれ。マルク君紅茶を五人分頼むよ」(アリアン) 「了解しました」(マルク) でアリアンは自分の秘書らしき人に頼んで私達を椅子に案内したの私達は各々の場所に座って空いた所にアリアンが座ったわ。そしてマルクさんが紅茶を持ってくるとアリアンはマルクさんを退室させたの 「さていきなりだが本題に入るよ。今回君達を呼んだ理由はね…………とある誘拐事件を解決して欲しいんだ」(アリアン) 「誘拐事件……ですか?」(麻紗人) 「それくらいなら警察でどうにかならないんですか?」(シュテル) 「あははまぁそうなんだが……被害者の総数が一週間で400人を越えたんだ」(アリアン) 「一週間で400人だと!?」(アイン) 「偉い数ですね……被害者のリストは有りますか?」(朱音) 「あぁちょっと待っててくれ」(アリアン) とおもむろに席を立って自分のデスクから一冊のファイルを持ってきたわ。それをあたしが確認したの 「拝見します………………………フム、被害者は全員15歳以下の学生のようですね」(朱音) 「あぁこの世界の学生は中央にある学園都市通称[サイキックシティ]で超能力の開発カリキュラムを行っていますから犯人はそれを悪用するために誘拐してるのかと考えてるんです」(アリアン) 「超能力ですか?」(麻紗人) 「あぁそうだよ……まぁとにかくだ私の依頼を引き受けてくれないだろうか」(アリアン)
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