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「無論お受けしますよ。それが遊撃部隊たる私達の仕事ですからね」(朱音)
「ありがとう、流石レジアス君の部下だ」(アリアン)
「あのアリアン警視総監一つ宜しいですか?」(シュテル)
「何かな?」(アリアン)
「失礼ながらお聞きしますがレジアス中将とはどこでお知り合いになったのですか?」(シュテル)
「あぁ何大したことじゃないよ私はレジアス君と小学校から同級生なのさ。まぁ大学卒業してから彼は管理局員として私は警察官として己が正義を貫いてきたって訳さ……まぁ私とレジアス君が並んで歩いたら大抵親子に間違われてしまうがね。っとそうだ後君達の拠点についてだが」(アリアン)
「普通にこの部屋では無いのか?」(アイン)
「いやいや折角だから私の家にご招待するよ。君達はお客様なんだからね」(アリアン)
「そうね……まぁ折角のご厚意だしありがたく招待されましょう」(朱音)
「では早速案内するよ…………マルク君」(アリアン)
「お車の用意は既に完了していますアリアン様」(マルク)
「仕事が早くて助かるよ。では行こうか」(アリアン)
そうして車に揺られる事一時間フランベルジュ郊外の住宅街にある家の門の前で車が止まりアリアンと朱音達は降りマルクは[また明日朝に迎えに上がります]と伝え車を走らせた。そして朱音が家の外観を見て一言
「へぇ案外大きいもんね。流石は警視総監って感じね」(朱音)
「いやいやこれでもここじゃ安い方さ。さぁ入ろうか」(アリアン)
とアリアンが門のインターホンを鳴らした。すると女性の声がする
[あら、あなたお帰りなさい……あなたそちらのリフル似の子と三人はどなた?]
と返答したが朱音達四人を知らないのか少し不安げにアリアンに聞いた
「心配しないで良いよアリエルこちらは昨日話したレジアス君の部下の遊撃部隊の人達さ」(アリアン)
「あらそうだったの分かったわ今開けるわね」(アリエル)
そう言ってインターホンを切ると同時にギギィと音を立てて門が開く
「ほぇ~自動ドアならぬ自動門だね」(麻紗人)
「これで家賃が安い方とはどれだけ財源があるんだこの世界は」(アイン)
「さぁそこら辺の詳しい事は明日調べるとしましょうか」(シュテル)
「そうね」(朱音)
アリアン邸玄関にて
「あなたお帰りなさい。それと初めましてアリエル・フロマージュです。宜しくね」
とアリエルの自己紹介と朱音達の自己紹介の後アリエルは朱音の顔をジッと見ていた
「あ、あの私の顔に何か?」(朱音)
「やっぱり似てるわリフルに……本当に生き写しみたい……ちょっとリフルー!来てくれるー!」(アリエル)
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