次の告白者

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「じゃあ、話しちまうけどよ。順番、俺が明日でいいのかい?あんたと俺、両方ヒールになっちまうけど、いいんだな?」 「うーん・・・そうだねえ。」 遅かれ早かれそうなるのだ。 「明日、話したいって立候補がなかったら、言っちゃっていいよ。どうせバレることなんだし、バレたら全員の問題にもなりかねないことなんだし。」 「了解。」 ニヤリと笑って親指を立てると、ヤクさんは立ち上がって部屋から出た。 二人の密談は、先生も知らない。 黄嶋が館に来て、2日目の夜。 館全体が、ざわめき、落ち着かない雰囲気に変わっていこうとしていた。 .
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