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「お、おい。本当か!?
本当にこれ、
『この木』の子供たちなのか!」
「…ああ、本当だ。
この学校が廃校した後、
俺と地元の有志で育ている
大切な『記憶の木』だ…。
…そして、ここの福祉介護施設が完成する時に
周りに植える事も決めてある。
…『この木』とはお別れでも、
『次の世代』である『子供たち』に
『ここに学校があり、
沢山の若者が巣だって行った』という記憶は
受け継がれるハズだ。
……さて、湿っぽい話は終わりにして
『この木』への別れと
『次の子供たち』の祝いの花見、
始めようか(笑)」
………そして、『最後の花見』は
夜明け前まで続いた…
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