第一章

7/9
前へ
/242ページ
次へ
毎回先に喧嘩をふっかけるのは、あいつだし俺は悪くない。 ふんっとお互いそっぽを向くと、幸広さんは苦笑い。 キーンコーン カーンコーン HRが始まるチャイムがなった。 「それじゃ、夕葉君。 また放課後にここに来てね」 ああ…お先真っ暗だ。 俺はそのまま教室ではなく、屋上へと向かった。
/242ページ

最初のコメントを投稿しよう!

218人が本棚に入れています
本棚に追加