第1章

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 その内にだんだんと団地生活にも赤ちゃんの世話にも慣れて来ていた。  それには、わざわざ休みを取って駆け付けてくれた綾香の母親の力が大きかった。  流石に私達姉妹を育ててくれた人だから、適切にアドバイスをしてくれた。  更に、姉夫婦も赤ちゃんと共に来てくれた。  しかし、綾香の精神状態は限界点を超えようとしていた。
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