プロローグ

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『基本用語解説』 ※作中の“広義的”に書かれている知識である。 『精霊』  生活のありとあらゆるライフラインを支える人工生物  ライフラインによってその姿を変え、寿命が終わると核となったクリスタルだけを残して消滅する。 『クリスタル』  精霊の核となる人工鉱物  精霊が生きている間に副次的に精錬され精霊が死んだ後に残るこの鉱物は世間に出回り魔法という現象を引き出すための動力源および触媒として利用されている。  クリスタルには純度が存在し純度のものが高いものは高値で取引されている。  中でも最も高いとされている『純正クリスタル』は産出量が少ないため桁違いの値段で取引されている。 『アーツ』  リボルバー式の箇所にクリスタルを装填し、クリスタルのエネルギーを魔法として発動する機械のことである。  基本的な汎用型と純正クリスタルを内蔵した特殊型の二種となっている。  特殊型が作られている理由として純正クリスタルそのものが円筒型の一般的なクリスタルと違い、球状、または楕円状の形をしているため汎用型のアーツでは機能できない為に特殊な形状を作るしかなかった為である。 『魔法』  クリスタルを媒介としてアーツにより発動させることのできる技術。  戦闘においても有益な力を持つが、日常生活でも有益な部分は存在する。  ただしこの力が広まった理由としては実験的なものとも、自己防衛の為とも噂されているが、真意は誰にもわかっていない。  なお、魔法には属性があり、クリスタルによって属性を変化させる。  人それぞれに一つずつあった属性が必ず存在し、それ以外の属性を使うと能力が一割も発揮されない。
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