第1章

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「まあ東北,私ね友達と一緒に旅行行ったわ。 小岩井農場は岩手山の近くにありすごく景色がきれいで感激したわ。」 「小岩井農場では岩手県だね、俺は隣の宮城県だよ。仙台の近く東京から新幹線で二時間ほどかな。」 「岩手県は石川啄木や宮沢賢治、座敷わらしなどが有名でしょう。 私は風の又三郎が好きそれから銀河鉄道の夜も。」 「アメリカに来てミユキに会えてよかった、」 「私は外見はアメリカ人でも中身は日本人よ。 東北は偉人が多いし猪苗代湖の近くに生家がある野口英世、青葉山の伊達正宗、十和田湖の高村光太郎、覚え切れない。」 「座敷わらしは人間じゃないよ。 福の神かな。」 「知ってる、幸福をもたらす神様でしょう。」 「日本は河童伝説もあるしその地方では人魚などの伝説など様々だよ。」 「人魚ってマーメード。」 「日本は昔から怪談と一つにまとめたからだけど、小泉八雲の雪女などは魔女の一人ではないかと思うよ。」 「ツカシは魔女にも興味があるんだ。」 するとミユキは持っていた大きなバックから一冊の本を取り出した。 「私ね魔女の研究をしてるの。
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