出逢い

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. 「お邪魔しまーす。」 「もう……。どうぞ、まだ荷物片付いてませんが。」 「やっぱり隣なだけあって俺と同じ作りだね。」 キョロキョロと部屋を見回す橘さんを横目にお皿にパスタを盛り付けた。 「あ、橘さん、キノコは食べられますか?」 「あぁ、食べられるよ。ん?もしかしてキノコ料理?」 「はい、キノコの餡掛けパスタなんですけど。お好きですか?」 「あぁ、大好きだよ。」 「それは良かったです、どうぞ。今丁度出来上がった所だったんです。」 そう言ってコトリ、とテーブルの上にお皿を置くと橘さんは子供の様に目をキラキラと輝かした。 .
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