2人が本棚に入れています
本棚に追加
.
「あだっ!何すんの~っ!」
恨めしそうに璃紗を睨む結衣だが、背が小さい所為で特に威圧感は無かったりする。
「私は流石に夜中は対応してないし、あんたじゃあるまいし夜中からいきなり電話やら連絡する子じゃないでしょ亜姫は。」
「ちょっ!璃紗馬鹿にしてんのっ?!まるで私が迷惑人間みたいじゃない!」
「いやいやいや、迷惑っしょ。あんたこの前夜中に泣きながら、ラインのグループに意味の分からないスタンプ連打して、寝てるあたしら起こしたでしょうが。このバカちんがっ。」
「あはは、そんな事あったねぇ。まぁあたしもあれは流石にイラッときたかなぁ。」
バイト疲れで爆睡してたのに通知音が鳴りまくって夜中に目が覚めてその後眠れなくなったっけ。
そんな事もあったなぁ、と思いフフフと笑うと結衣は口をへの字に曲げ項垂れた。
「ううっ…。ごめんなさい。」
.
最初のコメントを投稿しよう!