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「お~。さっそく恋人繋ぎですか?な~んか当てられるな~。このままじゃ、わたし、完全にオジャマ虫だな。もう、みんな早く来~い」
真菜、ソワソワとグラウンドに向けて大声をあげた。
わたしは、青木クンの手を振り払えずにいた。
そして、後悔した。
こうなる前に……真菜にだけでも事情を話すべきだったと。
今日のこのカラオケも中止して貰えば良かった。
いつもの乗りに乗っかって、ズルズル来てしまった。
涼とのことを隠そう、隠そうとする思いが結局何も言い出せず、何も行動出来なかった。
涼とあんなことがあって、正直今日の授業中だって、涼とのことでいっぱいだった。
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