第1章

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「ギャー。」 チアキは大きな悲鳴を上げ床に大きな音を出し落ちた。 「おや。死んでますぜ。」 娘は恐る恐るチアキに近寄る。 「まあ、本当だ。」 チアキは口から血を出して死んでいた。 「とにかくここを出ましょう。」 その後、娘はねられなかった。 朝、起きると。 使用人たちが無残に争った後が見られた。 ほとんどの者が死に地面には血の跡が。 「あの男をご覧なさい、片手に持ってる刀あれみんな欲しくて争ったのでは。」 「そのな高価な物。」 「ジパングの刀は高価ですよ。 多分あの娘が死んだので奪い合いに。」 するとそこに屋敷を見に行った男が戻って来た。 「おい、話があるこっちに来てくれ。」 「すみません、ちょっと失礼します。」 二人は話し合いをはじめた。 「えーあの女に懸賞金、本当か。」 「俺が聞いて来た。 間違いない。 どうせ国外追放だろうからな。 それよりも何だこの有り様は。」 「俺もわからん、朝起きたらなっていた。」 「あれ女がいないぞ。」 娘は自首した。 役人にチアキを殺害したことを告げた。
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