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「二人ともキューブリックさんだけでなく皆さんにお茶を出しなさい、」
「おやおや今度はお茶で買収ですか。
一言断っておきますが、先ほど殿下の代わりでここに来たと言いました。
国王陛下の勅命と言うことも付け加えておきます。」
すると娘の一人が大声で叫ぶ。
「もうこんなのいやシンデレラだけがいい思いをして,なぜ私たちだけが。
私ここから出て行く。」
「おやめ。のたれ死によ。」
「放っておきなさい、すぐ戻ります。」
キューブリックは部下の一人を呼びながら言った。
「彼女の後を付けろ、危ない時は助けてやれ。」
「わかりました。」
部下は娘を尾行しさらにキューブリックは言った。
「陛下の甥殿が東方のジパングからの姫君を嫁に迎え入れるために今後は国中の治安にも徹底しろとのご命令を出されました。
この件も姫君の嫁入り前に片付けろとのことです。」
パート2はみ出した娘
「ああ困った物ね、娘は出て行くし。」
「この屋敷に貴重品があっても勝手に売ることは出来ません。」
「そんなのありません。」
椅子に座り頭を抱える母、町に出た娘は。
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