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「とにかく、食べ物と寝る所を確保しないことには。」
娘は働いたことなどはない居酒屋の募集の看板を見る。
実は居酒屋と言うより売春宿に近い商売の店だった。娘は店の中に入る。
「お客さん、この時間まだ商売はしてないんですよ。」
店の主人らしき男が言う。
「実は私は仕事を探しており、表の看板に。」
「そうでしたか、ここに来た手間賃だけでも払いますよ。
奥の部屋に行きましょう。」
娘は案内され奥の部屋に連れて行かれる。
「どうぞおかけ下さい。
まず、名前とお住まいは。 このような仕事は以前にされたことありますか。」
娘はすべて答えた、そしてシンデレラのことやキューブリックが屋敷を差し押さえたことなどすべてを話た。
「えーそれじゃ今の王女様の身内でいらしゃいますか。」
「えーそうなんですが、仕事は未経験で。」
「すぐ覚えますよ。
お食事はまだですか、まだでしたらすぐに用意させますよ。」
「ええまだです。」
「それから、寝る所は急いで手配します。」
主人はさらに奥の部屋に入って行った。
そして。
「伯爵、今来てる女は上玉の女ですよ。
実はえへへたんまり金の持ってのでは。」
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