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結果、ダメでした☆
「いや、勢いでイケるかと…。」
「貴方って本当に馬鹿なのね、死にたいの?殺られたいの?」
「マジ勘弁ッ!」
と、トリプルアクセル土下座をかまして俺の反省を示した!
「どうやら死にたいみたいね…!」
なッなにぃィィィィィィッ!
俺の精一杯の反省が…!
「…まあ、いいわ。
私、そろそろ帰るわ。」
「えっ、お、あっ!」
コ、コイツ…いつの間にとんかつを…!
「それじゃサヨナラ。」
と言って、投げキッスを一つ。
可愛いな…神威さん…!
「…また近いうちに。」
「ん?
なんか言ったか?」
「いいえ、何でも。
それじゃ。」
と言ってあっさり帰ってしまった。
「何だか、疲れたぞ…。」
不思議な子…てか、襲われましたがね、わたくし。
力ねぇ…んなもんが本当に俺なんかにあんのか?
ぶっちゃけ信じがたい話だ。
…神威零紗、歳はたぶん同じくらいだろう。
長い黒髪に血に染まったような紅い瞳。
剣の神憑き…空間ストックか…。
何本ストックしてんだろうなぁ…。
とにかく、謎な子だ。
「風呂入って寝るか…。」
あ、そういえば…。
神威さん、マスクメロンじゃなくてまな板だったな…。
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