6月23日(水) 「ソイツとの出会い」 記録者:あき

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結果、ダメでした☆ 「いや、勢いでイケるかと…。」 「貴方って本当に馬鹿なのね、死にたいの?殺られたいの?」 「マジ勘弁ッ!」 と、トリプルアクセル土下座をかまして俺の反省を示した! 「どうやら死にたいみたいね…!」 なッなにぃィィィィィィッ! 俺の精一杯の反省が…! 「…まあ、いいわ。 私、そろそろ帰るわ。」 「えっ、お、あっ!」 コ、コイツ…いつの間にとんかつを…! 「それじゃサヨナラ。」 と言って、投げキッスを一つ。 可愛いな…神威さん…! 「…また近いうちに。」 「ん? なんか言ったか?」 「いいえ、何でも。 それじゃ。」 と言ってあっさり帰ってしまった。 「何だか、疲れたぞ…。」 不思議な子…てか、襲われましたがね、わたくし。 力ねぇ…んなもんが本当に俺なんかにあんのか? ぶっちゃけ信じがたい話だ。 …神威零紗、歳はたぶん同じくらいだろう。 長い黒髪に血に染まったような紅い瞳。 剣の神憑き…空間ストックか…。 何本ストックしてんだろうなぁ…。 とにかく、謎な子だ。 「風呂入って寝るか…。」 あ、そういえば…。 神威さん、マスクメロンじゃなくてまな板だったな…。
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