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いきなりお姉ちゃんから、「虎ちゃん」と呼ぶ人懐っこい少年に戸惑いながらも、紅虎は話を聞きやすくする為に、少年の目線の高さに合わせしゃがんだ。
「なんだ、少年よ。」
ただしゃがんで尋ねているだけなのに、何故かカツアゲしているヤンキーに見える事は…伏せておこう。
すると、つい先ほどまでにへら。と笑っていた少年が、急に真面目な顔をしたかと思うと、衝撃的な一言を口にした。
「俺、女の子が居る所、分かるかも。」
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