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あれから1ヶ月。
この歳にもなれば恋が終わることに、いちいち感情を乱されるわけにはいかない。
今までと変わらずに。
失恋の痛手なんで、そんなことで消える。
だから、今日もまたこんな時間まで働くんだ。
日付が変わった真夜中のコンビニ。
帰りが遅くなると、俊平はいつもここで待っていてくれた。
それから、コンビニでビールとアタリメを買って。
今日みたいな雨の日は2人で一緒の傘に入って。
俊平はずぶ濡れの肩を気にも留めなくて。
ひとりぼっちの傘の中は広すぎる。
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