第十八章 リミット #2

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「簡単に言うとイジメかな」 「え、瀬菜が!?」 自分でもびっくりするほど張り上げた声に、先輩の奥に座る初老の男性が身体を震わせた 「そんなふうには見えないでしょ? なんでも黙って、平然と装ってるつもりみたいだけど、他校の子に絡まれてるのみちゃったのよね あの制服って多分君の通う大東中学の子達だったと思う 君には悪いけど昔から評判最悪じゃない ま、私には関係無かったけど、母校の後輩がナメられてると思ったら腹が立ってね。 その時が瀬菜との出会ったきっかけかな」 あれ……? ,
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