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季節は巡る。
夏の盛りを過ぎて
夏を名残り惜しく思う残暑も越えて
空は秋晴れ。
「秀一さん。」
「秀一さん。」
「秀一さん。」
変化のない日常を
この上ない幸せだと思いながら
私と部長は
二人で歩む人生に
はしゃいだ足跡をつけていた。
私たちの日常には
小さな奇跡が散りばめられていて
それを見つけるのが
私たちの幸せだった。
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