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私はいつまでも秀一さんと赤ちゃんのことを話していたかったけど、病室に移ったのがもう明け方で、看護師さんにも休んだ方がいいと言われて、秀一さんは帰宅した。
産後で疲れているはずなのに、もう朝になるのに、秀一さんが帰った後も私はなかなか眠れなかった。
産後の興奮が私をなかなか眠らせなかったのかもしれない。
それでも、これからのことを考えて目と閉じた。
そのうちに…いつの間にか眠ってしまった。
翌日から入院と言えど、やることはたくさんあった。
授乳やおむつ替え、入浴。たくさんのことを教わりながらの実践。
何もかもがおっかなびっくりの連続で我が子に触れるのに、いつも緊張がつきまとっていた。
だけど、愛情がそれを上回って、次第に緊張は和らいでいった。
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