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【現実】
そして 眼にした現実は
まるで 拘束されたかの様に
身体の自由を奪われ
今まさに この時から
当たり前が 当たり前で無くなる
日々の始まり
あらゆる思考を巡らせつつ
再び 意識が遠のいてゆく
幾度となく繰返されながら
そして又 時が流れる
次第に 思考も 鮮明となり
現実と向き合う時が訪れる
誰がそうした訳でもない
誰の責任でもない
既に 元には戻れない
今迄 何気なくしていた事
座る事も 歩く事も
文字を書く事も
何一つとして 叶わない
自身との 葛藤
現実を見つめ
認める事が出来た その時
初めて未来が見えてくる
時間を無駄にしては いけない
まだまだ沢山 やりたい事がある
此から先 この命尽きるその時迄
果たして此から 幾つの想い出が
創れるだろうか
日々を大切に そして濃密に
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