1:ゾンビに囲まれた絶望の中で幸せを見つける話

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誰もが怯え、世界に絶望している中にも関わらず、隣室のチャラチャラとした男三人組は夜な夜などこかへ出掛ける。 明け方には帰ってくるがこの状況でホテル内にゾンビが出ることはバッドエンドを意味することと同じだった。外に出るのは控えて欲しい。 ちらりと顔色を伺ってみるが「なんだよ。」と睨まれる。 最近顔色が悪い気がする。イライラしているようだし...なんか...ヤバイんじゃないすかね...。 「あんま夜に外に出ないでください。危ないから。」 今までも注意してみれば 「別にいぃじゃねぇかよ!」 とキレられる始末。 そうして今夜も三人組はどこかへ行ったが...遂に恐れていたことが起きてしまった。
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