1:ゾンビに囲まれた絶望の中で幸せを見つける話

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私達は水の在処、即ちホテルの中庭へ向かった。ホテルの中なのにポツポツとゾンビらしきものが見えた。 その中でも"それ"は圧倒的存在感を放っていた。 「願いを叶える...奇跡の水...。」 なんの変哲もない壺。 でも、四隅の電柱に囲まれた"それ"は神々しく見えた。
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