第1章 何と言っても始まり

3/5
前へ
/5ページ
次へ
バッッ!!! 勢い良く確認する私 見えていたのは、真っ白なパンツ 「うぁ…ぁ………」 「………そ、それじゃ…!」 タッタッタッと駆け出していった彼を見て私は 恥ずかしさと絶望で死にそうになっていた ******** きーんこーんかーんこーん… チャイムがなると教室にはぞろぞろと人が入ってくる 私はあの後、早々に自分のクラス表を見つけ、自分の席に落ち着いていた (さっきのことは、忘れた。そう、さっきのことは、もうなかった。さっきのことは…) そう念じていると、ガタっと隣の席の椅子が動いた音がした 特別気になったわけでもないし、机に突っ伏しながら朝の事を嘆いていた 「あ、あれ…?」 戸惑うような声が頭の上でした え?と横をふぃっとチラ見するとそこには 「あ…やっぱり」 今朝の男の子がいた、隣に 本日2度目の絶句をした
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加