第1章 何と言っても始まり

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神様は意地悪だった 「…………」 声も出ない 額から汗が1つ流れた 「お、俺は細川春樹…です。」 「わ、わ、私は、佐々木麗です…。」 「「…よろしく…」」 気まずすぎた 忘れるどころか隣の席 何故かはわからないが、お互いに自己紹介をし始めると、彼も私も何事もなかったかのように お互いの席に座り、この日を過ごしたのだった これから、どうなるのか私には全然分からなかった まさか、この人と恋に落ちるなんて そして、初めての別れを経験するなんて そして…あんなことになるなんて 私には、分からなかった
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