彼の復讐

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ベルの制服に 隠れないような場所に キスの跡や 噛み跡をつけるのだけは 本当に 勘弁してほしい。 「温人さん……っ」 「ああ、ごめん。 あまりにも 美味しそうで、つい 噛みついてしまった」 口では謝りながら ちっとも悪びれた様子もない。 何度言っても やめないのだ。 私の言うことをきく気など さらさらないらしい。
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