蓮と白の物語

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蓮の部屋に問答無用で連れ込まれてすぐに、俺は抱き上げられてたのを床に降ろしてもらった 白「(おおっ…)」 白とこげ茶色などの温暖色で綺麗にまとめられた部屋は、以外にも綺麗に整頓されていてビックリした …ライオンは几帳面なのか… なんとなくだが、もう少しワイルドなのかと思ってた。蓮ごめん 蓮「…?何笑ってんだ?」 白「!!(なんでもないよ!!)」 狼姿の今は意思を伝えることはできるものの、言葉を発することはできない だから心の中でそう言うと、蓮は首を傾げながら「そう?」と言った 蓮は数歩歩くと 蓮「大神」 白「?」 手招きされて呼ばれたのでそこに行く 白「(何?)」 蓮「今日はここで寝ろな?」 白「(え?…うぉっ!?)」 抱き上げられて、問答無用にベットの上に置かれる 白「(え?蓮は?)」 蓮「ソファーで寝る」 白「(いやいや、俺ソファーで寝るからいいよ?)」 蓮「ダメだ」 ここから何回かやって、結局押し通らされて――この部屋は俺の部屋だからうんたらかんたらで丸く言いくるめられた――俺はベットの上で横になった 蓮はソファーで横になる …大きいソファーだけど、蓮の身長考えるとやっぱり窮屈そうな気がする 白「(うむむむむ……む?)」 少しの時間考えてると、いつの間にかソファーの方から規則正しい寝息が聞こえた
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