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パパ、カッコいい。
いつも思ってる事なんだけど、パパがあたしの彼氏だったら文句ない。
「さてと、一階に行くね。渉斐君も兄さんも来てるし、月優も落ち着いたら、下りておいで？」
「ちょっ、パパッ！ 月優の質問にちゃんと答えてよっ!!」
ベッドから立ち上がったパパに、思いっきり叫んだ。
パパは首だけをあたしへ向けると、目を合わせてくる。
そして、片方の目をウインクさせて、
「それは、彼氏が出来たら聞けばいいよ」
と言って部屋を出て行った。
うう、やっぱり答えてくれない。
パパの意地悪！
あたし、真剣に悩んでいるのに！
渉斐さんに言われた言葉に、傷ついたんだもん!!
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