毒か薬か

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 両手で顔を覆ってしばらく一人で悶えると、ほにょぴ~は気を取り直してこう切り出した。 「まあ、あれだ? ヤられちゃったらメールでいいから教えてねん!」 「なんでだよ!」 私がツッコむとほにょぴ~は思い出したようにこう付け加えた。 「あ。 “卒業しました!” でもいいよッ!」 スポーツドリンクのCMのような爽やかな笑顔でほにょぴ~は親指を立てた。 その親指を下向きにしてやろうかと思った。
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