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「なんか、すっげーモヤモヤする……」
ことの顛末を話し終えた私は、今の率直な気持ちをそのまま口にした。
「忙しいのかもしれないよ? もう少し待ってみてダメなら、もう一回、送ってみたら……? 」
「ん……そう、だね……」
再送信用のメールの内容をハルと相談し通話を切った後、私は両手で頭を抱え、自宅の畳の上に倒れた。
そのまま私は左右に転げ回りながら暫く悶え続けた。
背中に当たる畳のい草が、ヤケに硬く感じた。
「なんだよもぉおーっ! ぬぁあああああ!! 」
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