だから私は……

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「会ったこともない自分が言うのもあれだが……なんか、カッコイイなっ! 男として、ちょっと尊敬するわ……! …………そうだなあ~! ボクチンよりも、男ポイントニ十ポイントくらい高いかなぁんっ! 」 おどけて見せながらも、自分なりに私を気遣うほにょぴ~の優しさが刺さってきた。 「なっ? オレの男を見る目、狂ってねえだろっ?」  油断すれば震えそうになる声を抑えつつ、私はおどけて強がって見せた。
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