底知れぬ怒り

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「やぁああっぱ、アイツそんな奴だったんだッ! 最ッッッッ低だあッ! マジ🌕ねよもぉおおぁああああああああああッ!! 」 あの良子さんにここまで言わせるなんて…… オタク等一体何したんだよ田丸さん、店長ォ……  暫く良子さんの咆哮は木霊した。  一頻り叫び、良子さんのガス抜きが出来た頃合いを見計らって、私は恐る恐る話を戻した。 「あのっ……私、お店に行っても、だいじょうぶ……です、か? 」 「あーうん、いいけど、さっきも言った通りあのデブにだけは言わないでね? 」 言えるわけなかろう。
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