水と水

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 その日は眠るのが怖かった。 自分が眠っている間にめっちょに何かあったらと思うと、不安で仕方なかった。  祈ることしかできない自分の無力さを噛み締めながら、私は無理矢理眠りについた。  翌日、肌寒い朝の空気を蹴散らし、私は真っ先に一回のリビングへと走った。 そこには……
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